言いたいだけ

 

ただいま、私。そしておかえり、私。

まさか3グループにわたってまでこんなブログを書く羽目になるなんてな!ウケる(ウケない)(全くウケない)やっぱり多弁型のオタクである以上、アウトプットしないとどうにもいろんなところでまき散らしてしまう。なので思う存分吐き出すことにしました。

 

今回のNEWSの件、個人的に言うと、「とうとう来たか」という思いが非常に強い。驚きはあれど、ショックはない。一応初めに言っておくと、私はTOKIOファンでエイターそして最近NEWSにはまった初心者。

悲しきかな、ハマって数ヶ月の新参者にすら、そう思われてしまうような行いをこれまでにもしてきている。NEWSにハマってから、ライブであったり番組であったり、色々見た。もちろんまだまだ見れてないものもたくさんあるし、過ぎ去ってしまったものである以上、そもそも見ることが叶わないものもたくさんある。だから管見の限り、と言ってもいい、私個人の意見でありそれ以上でもそれ以下でもない。

ファンなんてものはどこの界隈であれ、良く言えば無我夢中になれる、悪く言えば盲目的・病的だ。それは当たり前だし好きである以上は仕方がないとも思う。なのでこの記事は「素直にショックを受けたり、まだまだ信じて待ってるファン」を貶したいわけではない。むしろそこまで好きを貫ける人に関しては本当にすごいと思うよ、うらやましいもん。

私はNEWSを嫌いになったわけでも、担降りしたわけではない、だって率直に言って推しのプライベートはどうでもいいからね。派手な飲み会してようと、女がいようといいの。だって別に私は彼女じゃないし、浮気だなんて思わないし。むしろ自担がチャラいと興奮する特殊性癖を持ち合わせてしまってるので。さらに言うと今は割と大人になったけど言動の節々にチャラさがにじみ出る人とか最高of最高。

 

それでも、一個だけ自担に求めてるものがある。それは人として恥じない人生を歩んでほしい、それだけ。別に芸能人だからとかアイドルだから徳の高いことをしてほしいなんて全く思わない。まぁ好感度とかパブリックイメージを考慮する点ではそういう行動をおすすめはするけども。

もっと具体的に言うのであれば、「法を犯す」または「それを助長するような行動」さえとらないでいてくれればそれでいい。だってそれをしてしまったら純粋に犯罪者だからね、わかるか?犯罪者、言葉が重いな~って思いながら退所した自担を思い浮かべてるよ。はぁ~~~つれぇ、つれぇよバーカ。

 

先にも書いたように私は今回の件を見た時に「とうとう来たか」 って思った。でも実際、世間的にはキャスターを務めてるような人が、コメンテーターを務めるような人がって思われたんじゃないかな。まぁ、正直なところ加藤さんがその場にいたってのは私も驚いたし、もしこの二人の立ち位置が逆だったら死ぬほどへこんだかもしれない。小山担よりのこやしげ担のハズなんだけど。ほんとに日頃の言動って大事なんだと思うよ。

ギャップって良い方に働けばかなりのイメージアップにつながるんだけど、逆になると好感度も信頼度も激減する。だって、怖い土方のお兄さんが猫と戯れてたら「見かけによらず優しいんだな」って思うし、チャラいお兄さんがボランティアでゴミ拾いしてたら「結構いい人なんだな」って思うじゃん。でも優等生っぽい人がクラブとかにいたら「意外とそういうところ行くんだ…」って思うじゃん。

そういうことを考えるとやっぱり社会の出来事を伝えたり、コメントしなければいけない仕事を担っている彼らはその分の責任が生まれてしまう。なぜならコメントに説得力が無くなってしまうからだ。たしかビビットとかでも始めに言ってたように思うが、(うろ覚えだから言ってないかもしれない)「他の人にコメントしたにもかかわらず」っていう状況が生まれてしまう。

だからこそ問題を起こした彼らは自粛なり謹慎なりをしなければならないのだと思う。無責任なことをしたり、ミスを犯したら責任を取らされるのはどこの会社も同じだろうし。反省文を書こうが何だろうが口では何とでも言える。ファン以外の視聴者にも見える形で、反省した証拠として処罰を示さなければ納得しないし許されないのだ。それこそ盲目的なファン以外は。

残念ながらこの世の中は、盲目的なファンよりもそれ以外の人のほうが圧倒的に多い。これからも活動を続けていきたい、と彼らが思うならそれこそ今はじっくり反省して、失ったファン以上の数の新しいファンを取り込めなければ、彼らのこれからは潰えてしまうのではないだろうかと私は思う。

もちろんファンとしては一刻も早く帰ってきてほしいと思っているだろう。でも、今のこの、おそらく復帰するであろうライブが決まってる状態での自粛に何の意味があるのか、とは思ってしまう。ライブをなくしてほしいわけでも、無期限自粛してほしいわけでもない。けど事務所からの処罰としてではなく、彼の判断で謹慎するなどの反省はないのだろうか、と思うのだ。

 

私はSNSに一切向いていない超過激派の解釈違い絶対殺すマンなので、どうしてもTwitterで見かける擁護に疑問を持ってしまう。仙台で祈ってるからなんだって言うのか。被災地に行ってるからなんだ。言い方が悪いのは自覚している、でも言わせてほしい。被災地に行ったのは仕事だろう。テレビなんて全く関係無くボランティアで行ってる人もいる。もちろん被災地を訪れて報道してるのはすごい。誰にでもできるなんて思わない。でも、それと今回の件は何も関係はない。

親にもドン引きされるレベルで根性がひねくれまくっている私はむしろ「それならなんで被災地の人にも、ましてやファンにも顔向けできなくなるようなことをしてしまうんだろう」ってどうしても思ってしまう。ていうかそもそも罪滅ぼしのために行ってたわけじゃないんだから、この件とは別で評価しないといけないでしょと思う。そして、もし、もしもね、報道が大変であるが故に、というのであればそれは彼には重荷になっている、ということ以外に他ならないのではないのだろうか。まぁ、たぶん彼がもともとそういう人なだけで報道云々は一切関係ないんだろうけどね。

 

殺人事件が起きた時に容疑者の周りの人に話を聞くと「そんな人だなんて思わなかった」っていうコメントよくあるだろ。人は見かけによらない。

私はこのツイートは全オタクが胸に刻むべきだと思う。自担を勝手に神としてあがめて絶望した人間が言ってんだから、本気と書いてマジだよ。

そしてここまで好き勝手言ったからもう少しだけ好き勝手言うけど、これからもテレビに出続けて活躍するなら、各メンバーそれぞれもう少しトーク力あげないとかなり厳しいだろうなぁって思う。実際問題ノリと勢いで凌げるのはその場だけだし喋れる後輩いっぱいいるからさ…。

 

うだうだとマイナスのことばかり言っているけども、NEWSくんはかわいいしわちゃわちゃするし何より顔がいいので大好きです。これからも応援したいので頑張ってください、以上!

 

今でも山口達也に恋してる

 

関ジャニ∞、六人体制で行われる初のライブGR8ESTの当選発表が行われた。

オタクの感情に関係なく時間は無情にも過ぎ去っていく。至極当たり前のこと過ぎて改めて言うまでもないね。どれだけ整理がつかないと喚こうと当落はくるし、アルバムも発売されるし、すばるくんは退所する。時間は有限だよ。レコード会社はインフィニティ*1だけどな!!!(ここは笑うところ)

 

そんな前置きはさておき、なんでまた筆をとろうかだなんて思ったかと言いますと、ただただシンプルに私が感情の置き場所を見失ってるからです。

オタクって奴は非常に厄介な奴。そりゃあもうプライドはアルプスに軒を連ねるくらい高いし、嫉妬はオオグソクムシの住まう深海より深い。まぁこれはオタクのっていうかただの私のことなんだけれども。

 

五月某日、友人に半ば強引に連れられ(この世の中では拉致ともいう)NEWSのライブにお邪魔させていただきました。普段から好きなジャニーズの曲しか聞かないジャニーズ中毒患者である私は、四月某日から最推しグループ2つ共の曲が聞けなくなっていました。もともとライブに行くこと自体は予定には入れられていたので、楽曲を覚えることも含めNEWSをヘビロテするように。

基本的に食わず嫌いの人間なので聞いていくうちにずるずるとのめり込み、ありがたいことに今では立派なNEWSのオタク。FCは頃合い見てはいるから待っててくれよな。金がねぇんだ。

NEWSのライブに行って、これを言ってはいけないんだろうなって思ってたこと、言います。

 

TOKIOのライブに行きてぇーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!

 

もう本当にこれに尽きる。これ以上でもないしこれ以下でもない。

私は長瀬の歌声に泣きたいし、リーダーのギタリスト姿に惚れ直したいし、太一くんのノリに合わせて拳突き上げたいし、松岡を見て女性ホルモンドバドバ出したい。

そして何よりもぐっさんの歌声に聞き惚れたい。ベースの音を感じたい。

 

もちろん宇宙旅行めちゃめちゃ楽しくて、ほんとにファンタジーの世界にでも行ったのかと思った。でも楽しそうに歌うメンバーの姿を見て、「あぁライブってこんなに楽しそうで、記念イヤーってこんなにも特別なんだな」って身に染みて感じてしまった。

知ってた!ライブで歌う推したちってホントに輝いてて生き生きとしてるの。テレビ番組で見る姿なんて比じゃない。だって四方八方を自分たちを好きでいてくれてる人で埋め尽くされてるんだもんよ!そりゃ嬉しいし楽しいでしょ!そんな幸せな空間をTOKIOに4人ではなく5人で感じてほしかったし、できることならばその空間を目の当たりにしたかった。NEWSに死ぬほど嫉妬したよ!NEWSのオタクたちにも嫉妬したよ!!当たり前だろ!私は私の推しをもう見れない。

 

私は何が一番悔しいって、もう2度と山口達也が好きで止まなかった時には戻れないということ。

別に嫌いになったわけじゃない。かと言って前と同じように好きかと聞かれると「はい」とは言えない。

前にブログを書いて1か月近くが経過して、報道が落ち着けば元の気持ちに戻れるかもなんて都合よく思ってたけど何もかわらなかった。信仰心が無くなればただの人。まぁもともとただの人なんだけど。

嫌いではないけど大手を振って好きということもできない。どうしても許せない。私が許すとか許さないじゃないのはわかってる。でも理屈とか理論で気持ちが落ち着くなら警察なんていらないんだわ。

日本の情報業界は、最近なんて特にバリクソ無能なので、芸能人のゴシップだらけ。真面目にやってる情報関係者の人もいるのはわかってるけどね。別に業界を否定したいわけじゃなくて、いやまぁ否定してんだけどさ。そんな日々のワイドショーをみながら自分の推しが何かを”やらかした”とき、自分は応援し続けれるのかなぁなんて考えたりもした。その時の私の答えは考えるまでもなく『YES』むしろ「こんなときにこそ応援しないでいつ応援すんだよ」くらいには思ってた。ところがどっこい、現実は非情なり。全然甘くねぇんだわ。ブラックコーヒーか?ってくらい甘くない。渋みしか感じてない。まぁブラックコーヒー飲んだことないんだけど。

もちろんすばるくんの退所の時も重々感じてた。アッこれ全然応援できないやつだって感じてた。いや、ほんとはことの次第が違うから、比べるべきことではないんだけど、私は両者のオタクなので比べてしまう。こんなにも違うかって思ってしまう。だって音楽の道に生きると決めたすばるくんは何よりかっこよくて、それはそれで大好きだもんよ。『どこでもいいからとにかく音楽』から『勉強して自分のやりたい音楽』に変わったのは本当にすばるくんが大人になったってことなんだと私は勝手に思ってる。いやまぁ新参者なんですけどね~~!!!対して、彼は人の道を外れてしまったからさ。きっと私は関ジャニのライブを見てまた「TOKIOが見たかった」と思うだろうしそう言って泣くんだろうな。読んでるかわからないけど同行者の二人には先に謝っておこう…ごめんな…。 

 

私は初めての報道があった時から全然気持ちが進んでなくて、追いつけていない。それでも彼はもう事務所からいなくなったし、他のメンバーには仕事がある。当たり前に日常が続いていて、私だけがどこかの狭間に落ちてしまったみたいに取り残されている。もちろん私の日常も進んでいる。落ち込んでる暇はないのにどうにも動けない。

私はセクハラを受けて、女性として消費されることへの嫌悪感を抱いてしまった。人の感情を踏みにじって、平気な顔してセクハラするやつを人一倍許せないと思うようになってしまった。だから私はおそらく一生、大好きだった推しを許せないと思い続けることになる。気が狂いそうになるほどしんどいし苦しい。大好きなのに許せなくて、許したいけど許したくない。もう一度、歌を、姿を、見たいのに、もう2度と顔も見たくない。

 

結局何が言いたいんだって聞かれると、何が言いたいかわかんねぇからとりあえずアウトプットしてる。言ったじゃん、感情の置き場所がわからないって。 情緒不安定の極みすぎてノリノリで歌ってたかと思えば突然泣き出すような人間なの。いやマジで。

だから未だにジャニウェブのトップ*2TOKIOが4人しか並ばないの違和感しかないし、何なら直視できてないし、部屋に飾られた山口達也の写真を片付けられない。 

がっかりした、悲しい、切ない、絶望した、いろいろ表現はあるけど何一つしっくりこない。感情に名前が付けられない。オタクだからポエマーなんだよ。なんならパステルカラーでちょっと大きめに表示してやろうか?

 

 

あーあ!どうせ夢女子ならTOKIOにも関ジャニにも何も起こらず元気に活動してる世界線に転生できねぇかな~~~~~~!!!!!!!!!

 

 

*1:訳:無限

*2:ジャニーズウェブ、お気に入りに登録したグループのアーティスト写真がトップページの一番上に表示される

神は初めからいなかった

 

二日酔いで気持ちの悪い内臓にだるい身体。日差しがまぶしくて頭が痛い。酔った勢いで拳を振り上げて、自ら殴った顔が少し痛い。どうやら夢ではないらしい。まさか先週に引き続きこの言葉を書くとは小指ほどにも思ってなかったよ。

TOKIOのことで記事を書きたかったとは言ったものの、こんなことで書きたいとは一言も言ってねぇ。ふざけんなよマジで。

 

昨日、私の唯一神がいなくなりました。神は地に落ちた。否、はじめから天に昇ってなどいなかった。すべては私が作り上げた偶像で、偶像崇拝していただけだったのだ。 

 

私の初恋、いや唯一神TOKIO山口達也で、物心ついた時から片思いしてる。

彼の人が退所してしまうから - 後ろ指をさされてる

 

私は先週、すばるくんの退所の発表により記事を書いた。これはそのなかで述べた一言だ。

私は山口達也が大好きです。やんちゃで、負けず嫌いで、ごはんが好きで、かっこよくて、かわいくて、若いジャニーズに紛れて踊るとちょっと昭和臭さがあって、まつ毛が影を落とすを体現してて、ガテン系に見えて歌声は澄んで清らかなのに甘くて、なぜかぬるぬるとにょろにょろが組み合わさるとダメになる山口達也が大好き。

私が生まれた時にはTOKIOというグループはすでにできていて、私の家族はTOKIOが好きで、レギュラー番組はわりと見てた。幼い時のおぼろげな記憶の中でも私は好きなメンバーを聞かれて山口達也と答えている。

それでもずぶずぶとジャニーズに走るわけではなく、あくまでもテレビの前、お茶の間オタクだった。気まぐれにシングルを購入する程度。でも人生の初ライブはTOKIOの1718のツアーだったかな。

FC*1に入会したのも大学生になってから。なぜならバイトができるようになったから。好きなことにお金の問題はシビアについて回る、それは仕方ないことだ。そしてやっとこさ入会して誕生日に会員証が来たのは興奮したなぁ、と今でも思い出す。それからライブにいけるのをずっと心待ちにしてた。2014年に行われた20周年のライブからもう4年が経とうとしている。

2018年になって、5人がFCの動画とか会報誌で「今年はもっと音楽をやりたい」っていってくれたことに歓喜して涙した。即行で「今年はアルバムも出てライブもやるのでは!?!?」と言いふらした。確証はなかったのにね、でもそれくらい嬉しかった。

会報で「最近ベースの基礎練をしている、今までのは独学で限界が見えたしもっと上を目指すために」というようなことを言った彼が好きだった。46歳になってもまだまだ成長しようとしてくれてる彼をかっこいいと思った。 

 

私はTOKIOが好き。そして関ジャニも好き。

ジャニーズなのにバンド。

両者の明確な共通項だろうか。でも私は特段バンドが好きなわけでは全然なくて。好きな人たちがバンドをしていた、ただそれだけ。

でも、だからこそ私は関ジャニTOKIOをくらべて勝手に泣いた。関ジャニがバンドとしての地位を築き上げていくたびに泣いた。ジャニーズのバンドがTOKIOから関ジャニに移ってしまうのが怖かったから。関ジャニがアイドルを手放そうとしているように見えたから。TOKIOの出番がなくなってしまうと思ったから。

それでも今年、TOKIOがライブツアーをして、話題になれば、TOKIOがバンドとして活躍できるんじゃないかと思った。関ジャニと対バンなんて夢を見たりもした。両者が互いに刺激しあって、高めていければいいのにって思っていた。でも夢は夢。現実とはあまりにもかけ離れてた。

  

 

私にとって山口達也は大好きで仕方ない人でした。

私の唯一神山口達也。私は山口達也に守られたのだ。

私は前のバイト先でセクハラを受けてた。ほんとは話題の官僚の人と絡めて書くために記事の準備もしてたんだけどね。まぁセクハラと言っても人によっては「そんなの世間話でしょ」ってレベルから、人に言うのもはばかられるような言葉も言われた。気が滅入って、バイト先に向かうたびに頭痛と腹痛に見舞われた。その空間にいることがトラウマになってたし、今日も何か言われるのだろうか、といつも気にしてた。こんな目に遭ってまで働く意味も分からなかった。

年上の女性の言う「女の子は結婚するんだから」が苦手。にやついた顔で振られる「彼氏いるの?」が苦手。恋愛が苦手。安心して話せる人は欲しいし、不安になった時に一緒にいてくれる人は欲しいけど、それはわがまま。だから別に彼氏が欲しいとは思わない。強がりと言われてしまえばそれまで。でもそこは私の価値観の問題なのでとりあえずは置いておいてほしい。ていうか、正直なところTwitterで知り合った人のほうが明け透けなく喋れてしまう以上、彼氏というものへのこだわりがない。

だからバイト先の20歳以上も年の離れた社員さんが言う「俺とかナシなの?」が気持ち悪くて仕方なかった。言われるのも、見ているのもだ。女の子たちが断ってもなお、パートさんが半ば呆れながら止めてもなお、飲みの場でも職場でも繰り返されるあの問答を拷問だと思ってた。

そんな時に向けられた「TOKIOの誰が好きなの?」という質問。私が迷うことなく山口達也と答えると、社員さんは「あぁ、そういう…」とわかりやすく意気消沈していた。男らしくてたくましい山口達也と独身のしょぼくれたおじさん、あまりにも違いすぎたから。

それ以来、私は山口達也のご加護によりその質問をされなくなったのだ。正直心の中で全力でガッツポーズしたし一生付いてく、と思った。ただそれだけ、それだけのことだけど私の中で唯一神が誕生したのだ。

 

セクハラから守ってくれた山口達也が、強制わいせつの罪で書類送検されたのだ。

非常に滑稽でばからしい。今まで信じていたものは何だったのか。

私の中で神格化されたものは私の中でしか通用しない。当たり前のことなのにこんなにも絶望を感じることはあるだろうか。

遠藤周作さんの『沈黙』の中にあるように、どんなつらい目に遭っても神は答えてくれない。そして神などはじめからいないことに気づくのだ。

あまりにも滑稽で無様だ。はじめからないものに縋りついた私の人生は何だったのか。彼は神などではなく紛れもなくただの人。そして最悪なことに法まで犯して。

 

真偽のほどは定かじゃない、報道されていることがどこまで本当でどこからが噂なのか、当事者じゃないとわからない。Twitterでもいろいろな意見を見かけた。

「ハニートラップじゃないの?」「夜に女子高生が男性の家に行く時点でちょっと」 

 

彼女たちがどうであれ、事実として彼は酒に飲まれて手を出したのだ。絶対に許されない。許されてほしくない。

 

怖かっただろうと思う。成人男性で、しかも日頃から鍛えていて、さらに加えてお酒で理性も飛んでいる人間に迫られる、彼の自宅で。考えるだけで恐ろしい。

彼女は癒えない傷を負っただろう。それでもどうにか生き続けていてほしい、そしてこれからの人生に幸多からんことを。

 

もともと危なっかしい人だった彼は、ほんとうに危ない人になってしまった。正直目を伏せてた節があるのは間違いない。だって好きだから。綱渡りのようだと感じていた危うさは本当で、それが本当に悔しいしとてつもなくショックだ。とはいえ、別に何かとんでもない問題を起こすと踏んでいたわけでもないので勘違いしないでほしいし、ここだけピックアップして読むのも絶対にやめてくれ。そういうことじゃない。

 

それでも私は彼のことが大好きだった過去を消し去りたくはない。私も事実として好きだったから。だからもう、好きであることを隠したくなるようなことは絶対にしないでほしい。これから先も好きと言い続けれるかはわからないけど、それでも好きだったことをなくしたくないし、気持ちを疑うのがつらい。好きな人をいうのがはばかられるなんて絶対に嫌だ。先週から*2ずっと誰かに嘘だと言ってほしくて仕方がない。全部嘘だったと言ってほしい。

 

今日の朝に見た、泣きじゃくった太一くんの顔があまりにも痛々しかった。あまりにも生々しくて、でも言葉を聞きたくて全部見た。本当にお疲れ様です。そしてありがとうございます。自分たちも不安な状況で、被害者もファンも関係者も今まで関わってきた人たち全員を気遣った言葉。本当にありがとうございます。これから先、大変なことばかりだと思うけど、一人のファンとして支えていきたいと思いました。倒れないようにね、こんな時だからこそ健康でいてほしいです。

他のメンバーもこれから先、露出があると思います。いろんなことを聞かれて話さなくちゃいけない。リーダーは一番年上という責任をもって、長瀬はセンターとして、太一くんは朝の顔、そして松岡はドラマも舞台もある。みんなの悲痛な面持ちを見なくてはならないと考えるだけで嫌になる。でも、見届けたいと思う。おいしいもの食べて、いっぱい寝て、カメラの前に立ってください。無理はしないで、健康第一に。 

 

そして山口達也さん、どうか、お元気で。

私は…東尋坊にでも行ってしまおうか、なんてね。

 

 

*1:ジャニーズファミリークラブ いわゆるファンクラブ

*2:すばるくんが退所を発表した時から

どうやら夢ではないらしい

時間とは恐ろしいもので、あんなに泣いて絶望を覚えたあの発表から一週間が経過しようとしている。

この一週間、実生活に追われ、ワイドショーもセクハラの問題に移り変わっていた。きっとこんなにもほの暗い気持ちを持ち合わせてるのはファンだけで、そうでない人からすると「まだ引きずってるのか」なんて思われようことは想像に難くない。世の中は諸行無常だし。

 

そしてなんでまたこんな風に記事を書いてるかというと、いかんせん土曜日は一週間をまとめたニュースが多い。サタプラに始まりブランチでも会見の映像を見るたび泣いた。そのあとはもう何も見たくなくて再放送の相棒見てた。陸の孤島なので、民放4局中2局が相棒の再放送というぶっ飛んだ時間帯が存在するのである。

私はこの5日間で気持ちの落としどころを見つけたつもりだったし、そう思って過ごしていた。でも関ジャニが出演するものはほぼ避けていた。ご想像の通り、落としどころを見つけるどころか、現在進行形で落下しているのである。どうにも着地点は見えそうにない。

前回のブログではあまりTwitter上では見かけることのなかった『アイドルとしての彼を失いたくない』という話をした。それが伝わってるかどうかはまぁ別として。

あのブログは完全なる自己肯定の代物である。

ブログを書くことによって自分の気持ちを整理し、それが間違ってないと自分に思い込ませたかったのだ。

一週間、これは長いような短いような、人によって解釈が分かれる時間だと思う。きっとこの間に彼や彼らとの向き合い方を定めた方も多いだろう。

 

 

……いや、早くない?

 

え…?だって十何年やってきたんだよ…?

 

いや、早くない?

 

別に批判したいわけじゃない。もう覚悟を決めた人たちはめちゃくちゃすごいと思う。いや、すんげーと思ふ。

私は感情が長続きするタイプではないので、向き合い方は置いておいておいて、泣くこと自体は減った。ただ定期的にメンがヘラるので推しの過去に思いを馳せて泣くし、朝と将来が怖くて泣く。けどそれはずっとそうなので彼らは何ら関係ない。「とっとと病院にでも行け」と自分でも思う。

 

「まだ毎朝泣いてしまう。」「気づいたらずっと考えてしまう。」「ポエムツイートが止まらない。」

 全然いいと思う。だってそれくらい好きだったんでしょ。それでいいと思う。最後のやつに関しては後から冷静になって恥ずかしくならない程度にね。

「全然泣けない、薄情なのかもしれない。」「大好きなのに、冷たい奴だ。」

感情と泣くことがそんな簡単にリンクしないだけ。それはそれでいいと思う。私も昔はそうだった。 

 

この件について「私はこう思う」と声をあげれる人もいればあげれない人もいる。全部いいと思う。感情に正解も不正解もないし、思ってはいけないことなどはない。誹謗中傷だって思うだけなら許される。それを言ってしまうとなると話は別だが。

 TwitterというSNSに触れ、人の目に触れる感覚があるからなのか、あまりにも「まだ泣いてしまう」と悲観的な人が多い。

これはあくまで想像なのだが、考えて見てほしい。

自分のことを大好きと言い、いつも全力で支えてくれてる人たちが自分の退所によって泣くことを彼は否定するだろうか?

答えはノーだ。

もちろん応援してくれる人には喜んで感謝を伝えるだろう。けど、彼が彼自身を思って泣いてる人を否定するとは思えない。きっと困ったように「ごめんな、ありがとう」って言ってくれるのではないだろうか?

これはあくまでも夢女子の希望的観測でしかない、確かにそう。でもそれくらい夢を見れる程には彼は愛情深く、不器用でまっすぐな人だったように思う。

 

脱退するまであと少し、退所するまではもうちょっと先。

まだ時間はある、焦らず、これからの彼らを見守るしかないんだと、私は思う。

それならもう猶予期間である今は自分を肯定していたっていいじゃないか。だってモラトリアムだぞ、モラトリアム。

 

 

 

ということで私は3歳児の駄々っ子なので今日も「すばるくん行かないでよぉ~~~~~~!!!!!!!!!」と泣き叫びました。

 

 

彼の人が退所してしまうから

 

「ジャニオタといえばはてブか?」なんていう皿よりも浅い考えで登録したはてなブログ。まさかこんなことで記事を書く羽目になるとは毛ほども思わなかった。ほんとはTOKIOについての記事を書くためだったのに。

はじめに言っておくと私は関ジャニのファンではあるが渋谷担ではない。完全に他担の戯言なので気に食わない方は速やかにブラウザバック*1してほしい。ちなみに安田と錦戸のヤンマー担である。掛け持ち担で掛け持ちオタクだなんて時代が時代なら市中引き回しの上、打ち首獄門は免れないだろうなと思う。

 

推しグループのセンターもといメインボーカルが、おととい退所の表明を行った。

経過としては突然推しグループのセンターが脱退するという金曜日がTwitterに流れていたことが始まりだったろうか。

そして話題になったころ、私はもう5月に行く予定のNEWSのライブのことで頭がいっぱいで、この件については正直歯牙にもかけていなかった。

見て見ぬふりとかではなくて、まったく気にしていなかった。むしろ名前を挙げれば記事が売れる、閲覧数が伸びて稼げる、そう思われるほどに成長したのかなって考えてた。

でもその後もあまりにもその話題が止まなくて、むしろ騒いでるオタクが目に入るのが鬱陶しくて仕方がなかった。それでもなお記事を信じることなんてなくて「関ジャニすげぇな~人気になったんだなぁ」なんて余裕ぶちかましてた。

 

違和感、というか気になり始めたのは4月14日に『渋谷すばるが会見を開く』っていう見出しを見かけてからだった。気にしてないつもりでいただけで、本当は死ぬほど気にしていたのかなと自分でも思う。まぁ正直思わないでいるほうが難しいほどには彼の人が音楽に傾倒してるのはファンの誰しもが気づいてただろうし。

14日をドキドキしながら過ごして、でもなんとか気にしないようにまたNEWSで不安をかき消してた。

 

15日当日、前日に盛り上がりすぎたスカイプの余韻を残しながら目覚めると、公式から見たこともないお知らせメール。飛び起きて、意味もわからないまま朝ごはん食べて待機した2時間近く。生きた心地がしなかった。

時間になって本人のコメントを見て、理解もできずにとにかくパニックになりながら泣き叫んだ。正直自分でも引くレベルだった。はじめはほかのメンバーのコメントが掲載されていることも気づかなかった。関ジャニのことになるとこんなにも余裕がなくなる自分がいることを改めて痛感して、ほんとに馬鹿だなぁって思った。

そのあとは友人に声かけてほぼ無理やり会ってもらい焼酎をあおってめそめそ泣きました。友人マジでありがとう。

とりあえず周りを気にせず泣けるとこ、と思ってカラオケに飛び込んでいたのだが、そこで友人がNEWSの『星をめざして』を歌った後、私の肩をわし掴んで言った「この曲で”8人”から”6人”になりました」の言葉の重みは忘れないし超怖かった(友人はNEWSオタ)

 

私はアイドルが好きです。中でもアイドルらしくないアイドルが一番好き。普段は見せないアイドルスマイルをライブの時だけ惜しみなく見せてくれるらしくないアイドルが大好き。

私の初恋、いや唯一神TOKIO山口達也で、物心ついた時から片思いしてる。オンリーユーじゃなくてオンリー山口達也。正直離婚したからチャンスだなとすら思う。ワンチャンあるよな!(ない)

そんなTOKIOは、アイドルなのにバンド。アイドルなのに農業。アイドルなのに建築。

ジャニーズ1のなのにさんじゃないかと思う。

彼らはジャニーズには珍しいバンドスタイルで20年以上活動してきた。

みなまで言うな気持ちはわかる。それでも彼らはアイドルだ。なぜなら明確な日付は覚えてないけどボンビーガールで山口達也が言ってた。「アイドル!アイドル、45ちゃい!」って。めっちゃ可愛いでしょ。

まぁもちろんこれだけではない、何よりTOKIO随一のアイドルはリーダーこと城嶋茂だ。唯一スパンコールが似合う。かっこよすぎる。

 

まぁ、このままいくとTOKIOの記事に強制シフトしかねないから話を戻そう。

アイドルなのに芸人みたいにコントやバラエティ担当。アイドルなのにNGなし。アイドルなのにバンド。だからこそ私が関ジャニにはまるのは自然の摂理とすら言えるのかもしれない。

それでもライブの時になるとおもいっきりのアイドルスマイルで、「ありがとう」「愛しています」と不器用ながらもまっすぐにぶつけてくる関ジャニ∞がめちゃめちゃ好き。 そのギャップがたまらなくて、「彼らがこんなにもかっこよくて美しいアイドルであることを知ってるのはファンの私たちだけ」なんていう優越感まで持ってたりして。

「ジャニーズだし」なんていうクソみたいに何の理由にもならん偏見を蹴散らしてのし上がっていく彼らが死ぬほどかっこよくて心から惚れている。ハマった時から、もちろん今も。

だから私はアイドルとしてステージに立つアイドルらしからぬ彼らが大好きだった。

メトロックで関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!」と高らかに宣言する姿をみて全力で泣いた。

 

何かの番組でライブツアーの裏側に密着していた。その時の言葉が忘れられないで今もいる。スタッフに「こんなにレベルが高いならバンドだけでもいいんじゃないですか?」と聞かれて「それは僕らのエゴだから。ファンの人の中にはダンスを楽しみにしてきてくれる人もいる」と答えていた。

たしかその時に受け答えをしていたのは安田くんとマルちゃんの二人だったと思う。

 プロのアイドルだなぁと思わされたとともに彼らの中でバンドという比重がかなり重くなってることを感じた。

 あぁ、彼らはアイドルグループじゃなくてバンドグループになりたいんだなぁって思った。彼らはアイドルを選択してしまったがために…とすら思った。

何度もいうが私はアイドルが好きだ。『アイドルなのに』っていう枕詞がハチャメチャに好きで心が躍ってしまう。だってその偏見がある時点でもうギャップが生まれることに違いないから。「どうせ3枚目なんでしょ?」って飛び込んでみたら実はキラキラアイドルでした、なんて最高に胸アツでしょ。瓶底メガネのブサメンが眼鏡をはずすと超絶イケメンっていうこすり尽くされた諸法と同じなわけよ。

さて、ここで事務所を辞めてただのアーティストになってしまうとどうだろう。もちろん魅力は変わらない。でも私にとって一番大切な『アイドルなのに』が消えてしまうのだ。この枕詞がなくなることで増えるファンは多いだろう。この枕詞は鋼鉄のように重い呪いでもあるからだ。偏見があるというのはやはり取っつきにくい。お金がかかることなら、なおさらに。

きっと事務所を辞めた彼はぐんぐん伸びる。彼は自分の最も得意とする土俵に立ってはいなかった*2のだから。

ここで「嫌い」「興味がない」として割り切ればいいのでは、という話なのだがそれができたらこんなブログは書いてない。割り切ることができないから困ってるのだ。

 

なぜなら彼が最高で最強のスーパーアイドルである、という夢を見せられてしまったからだ。野生のクマが人の味を覚えて虜になってしまうように。私は渋谷すばるがアイドルである魅力を知ってしまったのだ。

正直まだまだ彼のことを大手を振って送り出すことができない。だって好きなんだもの。今の状況があまりにも簡潔で、あまりにも親切で、あまりにも入る隙がなくて、あまりにも暴力的だと思う。消費者は受け入れることしかできないのは重々承知しているし、会見までしてくれて文句をいう短所もない。だから一方的で暴力的。完璧すぎるために嫌いになることすらかなわない。応援したいのだ。

6人体制になることもついていけるかどうかがわからない。 もともとお笑いが好きでバラエティが好きなので、ユーモラスな彼が絶妙なタイミングで放つ一言が大好きだった。それが見れないとなると物足りなくなるのではないかと不安で仕方ない。

すべては始まってみないとわからない。それに尽きるのだが、どうしても不安でつらくて怖いのだ。変わってしまうことが怖くいなくなるのがどうにも寂しい。時間が解決するのを待つのはあまりにも無力だ。

どうか、ここにいて、立って、歌っていてくれないものだろうか。

 

Twitterでは、全員で退所して7人でやってほしいというツイートを何回も見かけたが、私は全員そろって『アイドルなのに』の言葉を捨てられてしまったら、それこそ死んでしまうかもしれないので絶対にやめてほしい限りである。

 

*1:なくしてはいけない古の文化

*2:アイドルである以上は音楽のみを専門にはできないという意味